現代の生活では、フードロスが大きな問題となっています。
私たちの家庭でも、冷蔵庫の奥に隠れたまま忘れ去られた食材が眠っていることでしょう。

それに、賞味期限が過ぎてしまっている食材もあるかもしれませんね。

そんな無駄を減らし、節約につなげる方法として、「冷蔵庫チャレンジ」を提案します。

このチャレンジは、冷蔵庫の中にある食材を１週間で無駄なく使い切ることを目標にします。
ゲーム感覚で楽しみながら節約をしていきましょう！

冷蔵庫チャレンジの基本ルール

週の始まりに冷蔵庫と冷凍庫の中身をチェック！
手持ちの食材をリストアップします。
そして、そのリストをもとに週のメニューを計画しましょう。

可能であれば、新しい食材を買い足すことなく、手持ちの食材で１週間を乗り切ってみてくださいね。

①冷蔵庫の中身を把握する

まずは冷蔵庫と冷凍庫の中身を全て取り出し、現状を把握しましょう。
特に、調味料などは自分でも何を買ったのか忘れがちです。
忘れていた食材や、同じものが重複しているかもしれません。

冷蔵庫チェックの際は、次のポイントを確認してみてくださいね。

・賞味期限　：　期限が近いものから優先的に使う。大幅に過ぎているものは捨てる。

・残量　：　使いかけの食材は早めに消費する。

・使い道　：　どう調理するかを考えながら整理する。

②食材リストを作成する

冷蔵庫の中身を把握したら、食材リストを作成します。
リストは以下のように作ってみましょう。

食材名	数量	賞味期限	使い道のアイデア
にんじん	大２本	２週間	スープ、煮物
鶏もも肉	１枚	5月31日	唐揚げ、スープ、照り焼き
味噌	ちょっと	6月1日	味噌汁、焼きおにぎり、中華料理

このリストを冷蔵庫に貼っておけば、一目で在庫状況が分かりますね。
メニュー計画も立てやすくなりますし、買い物にも行きやすくなります。

③メニューを計画する

次に、１週間分のメニューを計画しましょう。

リストをもとに、毎日の食事にどの食材を使うか考えます。
この時に足りない食材は最低限、買い物に行っても良いですね。

その際には以下を注意しましょう！

・バランス　：　栄養バランスを考慮し、主食、主菜、副菜をバランスよく組み合わせる。

・優先順位　：　賞味期限が近い食材や使いかけの食材を優先的に使う。

・アレンジ　：　同じ食材を使い回して異なる量ウィを作る。

④実際に作る！

冷蔵庫チャレンジの醍醐味は、限られた食材を使って創造的に料理をすることです。

新しいレシピを試したり、普段はあまり使わない調理法にチャレンジすることで、料理の幅が広がります。

この時に、可能であれば１週間分の作り置きをしてしまうと良いでしょう。
フライパンやまな板などを洗うときに使う水道代が節約できます。

どうしても自分では料理が思いつかない時は、レシピサイトやYouTubeを活用しましょう。
余らせてしまった食材名で検索することで、自分では思いつかなかったレシピを発見することが出来ますよ。

食材の保存方法を工夫する

食材を無駄なく使い切るためには、普段の保存方法にも工夫をしましょう！

適切な保存方法を知っておくことで、新鮮な食材で料理をすることが出来ますね。

例えば、お肉などは大容量で購入しておき、小分けにすると良いでしょう。
ラップで包み、使用する予定の日付を書いておけば、料理をするときも悩みません。

野菜には、それぞれに適切な保存方法があるため、わからない場合は検索してみてください。

無駄を減らす習慣を身につけよう！

冷蔵庫チャレンジを継続することで、無駄を減らす習慣が身につきます。
定期的に冷蔵庫の中をチェックし、食材リストを更新することで無駄遣いを防ぐことが出来ます。

料理の幅を広げながら、楽しい自炊を行なっていきましょう。

どうしても使いきれなかった食材は、次の週のうちに使い切るようにしましょうね。
特に、野菜系はスープに入れてしまうことがおすすめです。

成果をたのしもう

冷蔵庫チャレンジを成功させると、食材の無駄が減り、食費の節約にもつながります。

自分が１週間でどれぐらい食べられるのか？
どんな食材の汎用性が高いのか？
どのようにアレンジすれば美味しくなるのか？

節約をしながらも自分のためになるチャレンジになっています。

冷蔵庫チャレンジに成功するようになったら、

今週は3000円で食材を買って使い切ろう！
少ない調味料を使い切っちゃおう！
大容量のものを小分けにして確実に使っていこう！

など、どんどんチャレンジもできますね。

冷蔵庫チャレンジは、ゲーム感覚で環境にも優しく節約ができるものになっています。
ぜひ一度、冷蔵庫チャレンジを試してみてくださいね！