コッソリFIRE予備校

早期リタイアを目指す

フリーランスよりサラリーマン副業持ちの方が良い理由

88 views
FIREマガジン
アバター
40代女性
「子供や孫に何も残せないかも…」
アバター
30代男性
「老後の生活に必要なお金も厳しそう…」

そんな不安を抱えながら、老後のささやかな幸せを叶えられる資産が欲しい、
と考えている人も多いと思います。

「就職して一つの会社を勤め上げれば老後も安泰…!」
という概念は、既に無くなったとも言える時代。

・老後2000万円問題
・上がらないお給料
・じわじわと進むインフレ

年金も、数十年後には受給できない可能性もあります。

そこで近年、注目されだした「フリーランス」という自由な働き方。

今ご覧になっている皆さんの中には、フリーランスになってより多く資産を築きたいと考えている方も多いと思います。

ですが、今日は皆さんに
「会社辞めずに副業しろ!」
というメッセージを具体的な比較を元にお伝えしていきたいと思います。

第1章:フリーランスと副業の違い

初っ端から「会社辞めずに副業しろ!」などと言い切ってしまいましたが、、
まずはフリーランスと会社員の特徴を比較していきたいと思います。

 フリーランスについて

近頃よく広告やSNSでも見かけるようになった「フリーランス」という言葉。

そもそもフリーランスとは、個人で仕事を請け負う働き方のことです。
個人事業主と混同する人が多いのですが、
個人事業主というのは開業届を提出している個人で、事業を行う人の「税務区分」を指すため
フリーランス = 個人事業主ではないのです。

フリーランスの個人事業主は多いものの、
例えば一部の法人経営者や開業届を提出していないワーカーもフリーランスに該当するので、

フリーランス:働き方
個人事業主:税務区分

で覚えておくと良いでしょう。

内閣府や中小企業庁では、フリーランスを以下の条件で定義しています。

●自身で事業等を営んでいる
●従業員を雇用していない
●実店舗を持たない
●農林漁業従事者ではない


フリーランスの大きな特徴は、雇用契約ではなく業務委託契約を結ぶことです。
「労働基準法」なども適用されないため、最低賃金や残業時間などの法律は適用されません。

また、確定申告や税金、保険などの手続きも自分で行う必要があります。

会社員について

会社員は、一般的に雇用契約を結んで働いている人を指します。
正社員だけでなく、アルバイトも定義的にはこの中に含まれます。

通常、雇い主は会社ですが、個人事業主に雇用されている場合も会社員と呼ばれます。

毎月決まった額のお給料が会社から振り込まれ、
税金や保険も会社がお給料から引くため
自分でしなければならない手続きが限りなく少ないのも特徴です。

副業について

サラリーマンや会社員が本業の時間外に本業とは別の仕事をして収入を得ることが副業の定義になります。

近年では、フリーランスさながらに副業に本格的に取り組むサラリーマンも増えていて、
スキルを身につけて高収入を稼ぐ人も増えています。

副業の例
✅動画編集
✅デザイン
✅せどり
✅投資
✅SNS運用
✅営業

第2章:フリーランスのメリット・デメリット

では、ここからはそれぞれのメリット・デメリットに触れていきたいと思います。

フリーランスのメリット

①自由
フリーランスになる一番大きなメリットは「自由」を得られることです。

フリーランスには決まった時間の出勤義務もないですし、
働けば働くだけお金も増えていくので
金銭的な自由も時間の自由も手に入るのです。

時間のメリットで言うと、

「明日休みたい!」
「家族と海外旅行に行きたい!」

などといった場合の日程調整がやりやすく、
旅行や外出も比較的ピークを避けて楽しめる、などの魅力があります。

仕事を選べる
それから、仕事を選ぶことができるのもフリーランスの魅力と言えるでしょう。

会社員であれば、上司や社長に言われた仕事は否が応でもやらなくてはいけないですが、
フリーランスは自分の中のルール・基準値で仕事を選べるので、
やりたい仕事を比較的選びやすいのもメリットです。

フリーランスのデメリット

①何かと手間がかかる
まず、フリーランスは色々と手続きが大変です。
基本的に健康保険や年金の手続き、確定申告を自分で行う必要があります。

インボイス制度の導入が記憶に新しいように、法改正のたびに基準や方法が変わってしまうため、なかなかに骨の折れる作業を要します。
税理士や担当者を雇うことも可能ですが、駆け出しのフリーランスにとっては収入もままならない中で資金を繰り出すのも難しいですよね。

②不安定な収入
また、メリットでご紹介した「自由さ」もデメリットになり得ます。
仕事をすればするだけ稼ぎに上限がないのも事実ですが、
仕事がなければ収入が0円の状態が続くのがフリーランスです。

数年前のコロナ禍では、あまりに突然な事態に翻弄され
多くのフリーランスが仕事を失いました。

安定を第一に求める人にはフリーランスは向かない働き方と言えるでしょう。

社会的信用が低い
全フリーランスがぶち当たる壁が、社会的信用の低さです。

顕著に痛感するのは、
・クレジットカードが作りづらい
・家を借りられない・ローンが組めない
といった状況です。

会社員時代以上の収入があったとしても、その
社会人時代には感じることのなかった信用の低さに、フリーランスになったことを後悔する人も出てくるくらい。

フリーランスになることを考えているのなら、会社を辞める前にクレジットカードを作っておいたり、
家の引っ越しを済ませておくと良いでしょう。

第3章:会社員のメリット・デメリット

会社員のメリット

さて、会社員のメリットについてもお話ししていきます。

①安定
フリーランスと逆で、会社員の一番の魅力は「安定」です。
収入面で言えば、毎月決まったお金がほぼ確実に振り込まれるわけなので

生活に困るようなことは考えにくいです。
労働基準法をはじめとする様々な法律に守られているため、業績が悪くても減給されることもほとんどないでしょうし、
いきなりクビを宣告されることもありません。

②福利厚生
それから、福利厚生を享受できるのも会社員のメリットです。

仕事で必要な諸経費も会社が出してくれますし、
健康保険と厚生年金は50%が会社負担です。

社宅がある会社であれば家賃・光熱費を払わなくて良いですし、
ジムを無料で使えたり社員旅行にいけたりと、

会社によって福利厚生は様々です。

③税務が不要
会社員は、税金や確定申告などの税務を行う必要がありません。

基本的に会社がお給料から天引きしてくれるため、
面倒くさい作業に時間を費やす必要もないのです。

④社会的信用が高い
会社員は、その安定さゆえに社会的信用が高いです。

クレジットカードや家のローンは収入があればほぼ確実に通ります。

会社員のデメリット

①収入が上がりにくい
会社員は安定している反面、成果報酬ではないのでなかなか収入が上がりにくいです。

昇格をすれば給料が上がりますが、年功序列の考え方の会社であればいくら仕事を頑張ったとしても
年齢が上がるまでお給料は上がりません。

②会社の命令は絶対
会社員は、基本的に自分の意思で動くことはできません。

業務内容も会社に言われたことを遂行する必要がありますし、
転勤や地方への異動を命じられれば、必ず従う必要があります。

時には理不尽なことをやらされるかもしれません。
しかし、安定したお給料を成果に関係なくもらえると言うことは、
自分の身と時間を会社に捧げることで成り立ちます。

安定よりも自由さにこだわる人であれば、
会社員は向いていないと言えるでしょう。

第4章:フリーランスより会社員がおすすめな理由

さて、ここまでフリーランスと会社員を比較してきましたが、

なぜ我々がフリーランスより会社員副業持ちをおすすめするのか?

「老後のささやかな幸せを叶えられる資産を築きたい」
という目的に立ち帰って説明していきます。

資産形成のステップ

資産を築くためには、資産を形成していく必要がありますよね。
資産形成には大きなステップがあります。

貯金投資です。

近年「資産運用」という言葉が浸透してきていますが、
そもそも資産運用のステップにいくには元手が必要です。

ありがちな失敗として、少ない元手で真っ先に投資をしてしまう人が多いんです。

自分の生活に必要な資金を失ってまで投資をするのは大変なリスクです。
なので、投資以前に投資に回せる額を貯金しておく必要があります。

フリーランスと貯金

安定したお給料で毎月貯金に一定額を回せる会社員に対して、
フリーランスは報酬が安定しないため、圧倒的に貯金に向かないのです。

ここまで読んでいただいた方ならお分かりかと思いますが、
フリーランスとして稼ぐには高度な専門スキルや営業力も必要です。

スキル・経験がなく、フリーランスとしての市場価値が低い状態で独立しても、
会社員時代の収入を超えるまでに数年かかる人も珍しくありません。

会社員を続けていれば、フリーランスが軌道に載せるためにかける時間で
安定して貯金を増やすことができます。

不必要なリスクを避けよう

「老後のささやかな幸せを叶えられる資産」を築くのに、
そもそもリスクを取る必要はありません。

確かに、フリーランスや経営者として成功すれば
投資に回す額も増え、大きな資産を築くことができます。

しかし、フリーランスや経営者は常にリスクを伴います。

明日資産が0になるリスク
事業がうまくいかなくなるリスク
会社が倒産するリスク

言い出せばキリがありません。

そして、独立して成功するには運やセンスも必要になってきます。

そんな不安定な道を自ずと選ばずとも、
貯金と投資の順番を間違えなければ
会社員をしながら資産を形成することは可能なのです。

ただ、会社員の稼ぎだけでは貯金に回す余裕がない….
と言うのも現実としてあるでしょう。

そこで皆さんにおすすめするのが副業です。

フリーランスのように独立してリスクを取らずとも、
副業という形で本業以外から収入を得ることで貯金に回せる額も増えてきます。

仕事終わりの2-3時間を副業にあてるだけで月に10万円稼ぐことができたり
うまくいけば50万単位の額を稼いで本業より収入が上回ってしまう人もいます。

自分の人生のゴールからぶれずに、
不必要なリスクをとって元も子もなくなるような失敗は避けるようにしましょう。

第5章:副業の注意点

副業をする場合、いくつか注意点があるので見ていきましょう。

①副業が会社にバレる…..!

副業禁止の会社で働いている場合、
会社にバレると最悪クビになることもあります。

ルールに反して副業に取り組むなら、そのリスクと隣り合わせであることを認識し、
自己責任で取り組みましょう。

②確定申告が必要な場合がある

会社員は確定申告をする必要がないですが、
副業の収入がある場合、自分で確定申告をする必要がある場合があります。

大きな基準は、副業の収入が20万円を超えたかどうかです。
超えた場合は、本業の年末調整とは別に確定申告を自分で行う必要があります。

また、年末調整の金額で副業が会社にバレてしまう人も少なくないので

会社に内緒で副業をする場合は初めから確定申告をしておくと良いでしょう。

最低限のリスクで確実に資産を築こう

いかがでしたでしょうか?

今日は、「フリーランスよりも会社員副業持ちが賢い理由」についてお話ししてきました。

今の時代、
大きな成功やお金持ちになることよりも、当たり前の幸せを感じられる人生にしたい、という
ささやかな望みがある人の方が多いのではないかと思います。

他人の成功や幸せよりも、自分の望む自分の幸せを叶えるために、
自分のペースで資産を形成していきましょう。


FIREのための最高の環境

私たちコッソリFIRE予備校は、FIRE(Financial Independence Retire Early)を目指すためのパーソナルスクールです。

FIREは、いわば資産形成の到達点。
働かなくても生活に困らない資産を築いた状態をFIREと呼びます。

「節約」「副業」「投資」などの経済的な自立を達成するために必要な情報は
ここで手に入れることができます。

ここまで読んで
「自分の幸せを叶えられる資産を築きたい…!」
「副業についての詳しい情報が欲しい!」
と思った方のために、

「知らなきゃ絶対損な節約術35選」を公式LINE追加でプレゼントしちゃいます!

配布中止も予定しているので、ぜひ早めにゲットしてくださいね。

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE