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【違法行為】ホストが売掛金回収の為に風俗に斡旋する手口とは?

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FIREマガジン

夜職の象徴とも言えるホスト。

普段は縁のない人でも、
時々ニュースやドラマ、漫画なんかで夜職の様子をなんとなくイメージしたことがある人もいるのではないでしょうか。

今日は、そんなホストたちが売掛金回収のためにお客さんを風俗に斡旋する手口について、
ご説明していきたいと思います。

第1章:ホストクラブの売掛金について

ホストクラブとは

ホストクラブは、日本で人気のあるエンターテインメント業態の一つで、
男性のホストと呼ばれるキャストたちが女性の接客を行うサービスです。

ホストたちはお酒を提供しながら会話やエンターテインメントを通じて、
女性客に楽しい時間を提供します。

新宿の歌舞伎町はホストの最激戦区と言われ、
ホストクラブ全体の年間の売上は数百億円にのぼると言われています。

売掛金とは

商品やサービスを提供した際に、
まだ顧客から支払われていない代金のことを「売掛金」と呼びます。

10代後半から50代までの幅広い年代の女性が日々ホストクラブに足を運び、
寂しさを埋めたり心を癒してほしいという気持ちを満たしにやってきます。

ホストクラブは依存性が高く、
通いすぎるがあまりに支払いが追いつかないお客さんも出てきてしまいます。

そこで利用されていたのが、売掛金のシステムです。

売掛は、いわゆる借金になるため
ホストクラブ側もリスクを背負うことになります。
そのため、主に下記のようなケースで売掛が行われることが多いです。

①常連客の場合
②高額な支出の場合
③客の支払い能力を考慮する場合

長期間通っている常連客や、ホストとの信頼関係が築かれているお客さんに対しては
売掛が許可されることがあります。
この場合、期日をホストと約束し、まとめて支払いを行います。

また、シャンパンタワーやバースデーイベントなど、
一度に多額の支払いが発生する場合、一括で支払うことが難しい場合にも売掛が発生します。
この場合、ホストクラブ側が後日支払いを求めます。

それから、顧客の経済状況や収入に応じて、売掛を許可することがあります。
ホストクラブ側は、客の支払い能力をある程度見極めた上で売掛を行います。

通常時に一回ホストクラブに飲みに行く場合、
指名料、ドリンク代、サービス料などを含めて20000円〜100000円の出費が平均的です。
イベントになると50,000円から300,000円が平均ですが、中には100万円以上の金額を落としていく人もいます。

アバター
リーン先生
お客さんの本気度が伝わってくるね…..!

第2章:売掛金回収におけるホストの手法

そんな売掛金ですが、
やはり約束した期日までに返せないお客さんが出てくるため
ホストたちは売掛金の回収に様々な手法を使います。

合法的な手法

①支払いのリマインド
大前提、売掛を行う際に明確な支払い期日を設定し、お客さんと擦り合わせます。
支払い期日が近づいたら、電話やメッセージで優しくお客さんにリマインドを行うのが一般的です。

②分割払いを提案
一括で支払うのが難しい金額の場合、分割払いを提案することがあります。
これによりお客さんの負担を軽減することができ、回収の成功率を上げることができます。

③話し合いと交渉
支払いが遅れている場合には、お客さんと話し合いをして支払いの計画を再設定します。
既に信頼関係を築いている場合、この方法は通常効果的です。

④法的手段の使用
話し合いで解決しなかった場合、最終手段として未払いの売掛金に対して法的手段を取ることが考えられます。
内容証明郵便の送付や、小額訴訟、通常訴訟を通じて法的に回収する必要があります。

非合法な手法

①脅迫・強要
非合法的な手法として、売掛金を回収するためにホストが脅迫や強要を用いるケースがあります。
お客さんに対して暴力的な言動を行ったり、社会的地位を脅かすような行為をすることで、支払いを強制する手法です。

また、深夜や早朝に家や職場に押しかけて、支払いを迫るなど、
迷惑行為にあたる取り立てを行うケースも。
法的な営業時間外に訪問したり、頻繁に電話をかけるなどして精神的な圧力をかける行為も含まれます。

②非合法組織への委託
回収を非合法組織に委託するケースもあるのだそう。
このような場合、ほとんどの場合で暴力的な手段や恐喝が用いられる可能性があり、
これらはすべて犯罪行為となります。

③偽の訴訟や偽装請求
法的手段を装って客を騙し、支払いを強制する手法をとるケースもあります。
これには、偽の法的文書を送付するなどの詐欺的な行為が含まれます。

④風俗店で働くことを求める
昼職の稼ぎだけでは支払いが追いつかないお客さんに対して、
ホストが風俗店をはじめとする夜職を勧めるケースがあります。

風俗店で働くことで1日に10万円前後の額を稼げるようになるケースが多く
主に若い女性客に風俗嬢になるよう勧めるケースが多いです。

内容によっては売春防止法違反や強要罪などが成立し、
スカウトマンを介したとしてもホスト自身が処罰される可能性があります。

売掛金回収の注意点

非合法な手法は法律に違反するだけでなく、
ホストやホストクラブの信頼を損なうことになります。

これらの行為は刑事罰の対象となり、厳しい処罰を受けることになるため
合法的な手段を用いて顧客との関係を維持しつつ、適切な回収を行うことが重要です。

約束の期日までに支払いをしないことはお客さんの問題ですが、
その後の対応次第ではホスト側が法で裁かれることになってしまいます。

売掛金の回収は決して簡単ではありません。
ホストが自ら回収しようといくら努力しても、話し合いや相談を重ねても払わないお客さんはいます。

ホストクラブでの売掛金をめぐるトラブルは、業界特有の問題としてしばしばニュースに取り上げられます。

例えば、売掛金を回収するためにホストが暴力団に依頼して顧客が脅迫を受けた
事件では、ホストと暴力団関係者が実際に逮捕されました。

また、ホスト自身が顧客に対して恐喝を行い、
「支払わないなら職場や家族に知らせる」と脅した事件でも、ホストは恐喝罪で
処罰されています。

法的手段を取って売掛金を回収しようとするケースもありますが、
裁判で勝訴しても実際の回収が難航することが多いです。

現在、2020年4月以降に発生した売掛金については、
民法第166条により「売掛金の支払期限から数えて5年」
2020年3月以前に発生した売掛金については「売掛金の支払期限から数えて2年」
と定められています。

それにより、回収を急ぐようホストにプレッシャーをかけるクラブもあり
お店からの売掛金のプレッシャーに耐えきれず、自殺に追い込まれたホストの悲劇も存在します。

昨年新宿区は、ついに歌舞伎町のホストクラブに対して
売掛金の自粛要請を出しました。

売掛金は、ホストにとってもお客さんにとっても不幸の始まりになり得ます。

お客さん側は、自分の身の丈にあった楽しみ方ができないようであれば
無理してホストクラブに通うことをやめ、
ホスト側も金銭的に支払いが難しいと思われるお客さんに対して無理やり売掛金を組ませないようにすることが大切です。

悲劇を生まない娯楽の楽しみ方を考えよう

いかがでしたでしょうか?

本日は、ホストが売掛金回収の為に風俗に斡旋する手口について解説しました。

日頃、夜職に縁のない人であれば少し刺激の強い内容だったかもしれません。

ホストクラブの売掛金は身近でなくとも、
借金やクレジットカード・ローンの支払いなど
約束した期日までにお金を支払わないことは信頼を損なうことに繋がります。

お金に関する約束は、トラブルの大元です。
結んだ約束や契約は守ることはもちろん、
守れない約束はしないことを心がけましょう。

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