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青汁王子が犯した投資の落とし穴「信用取引」とは

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青汁王子が犯した投資の落とし穴「信用取引」とは

先日、人気YouTuberで起業家の青汁王子こと「三崎優太」さんが、信用取引で大損してお金がなくなったことを告白して話題になりました。

そこで青汁王子はなぜ大損してしまったのか?信用取引はなぜ危険なのか?徹底解説していきます。

青汁王子のお金がなくなった経緯は?

事の発端は2024年の8月に起こった株の大暴落が原因です。

8月2日、日経平均株価の大きな暴落が起こりました。
ここで、青汁王子は「この暴落はむしろチャンスだ」と考えて、追加で株を買う選択をします。

この時に手を出してしまったのが「信用取引」です。

しかし、その後株価は回復するどころか、8月5日に歴史的な大暴落が起こり、
青汁王子の評価額はマイナス10億円になってしまうのです。

損失が大きくなり過ぎた結果、追加でお金を証券会社に入れないと強制的に決済されてしまう状況に追い込まれた青汁王子はパニックになり会社のお金で支払います。

会社自体は青汁王子が100%株を持っていたので、法律的には問題ありませんが、
会社のお金は社員の給料や取引先に支払うお金ですから論理的にはNGです。

8月6日以降、日経平均株価は回復しつつありましたが、青汁王子はグロース株中心にもっていたためそこまで回復しなかったようです。

グロース株とは売上や利益が急速に伸びており、株価が大きく上昇する可能性がある銘柄。

信用取引とは

「信用取引」とは、証券会社に保証金(担保)を預けることで、保証金の約3.3倍までの取引をすることができます。

信用取引はなぜ危険なのか?

信用取引は自己資金以上の取引ができるというメリットがある一方で、自己資金以上の損失が発生して負債が残るかもしれないというデメリットがあります。

自己資金50万円を保証金としてレバレッジ3倍にすると、150万円を運用することができる。
一方で、株価が1/2になった場合、150万の1/2の75万円の損失になり自己資金50万以上のマイナス。

「追証」だけは避けたい

追証とは「追加保証金」の略であり、レバレッジ取引で損失が大きくなりすぎた場合に追加で保証金の入金が必要になることです。追証になったらお金を証券会社に入れないと強制的に決済されてしまいます。

青汁王子も追証が必要になり会社のお金を使ってしまったみたいです。

信用取引で失敗しないためには

そもそも投資初心者の方はむやみに信用取引を行ってはいけません。
「投資は余裕資金でする」という鉄則を守り、身の丈にあった投資をするようにしましょう。

これを踏まえた上で「信用取引で失敗しないためのポイント」を2つ紹介します。

レバレッジを抑える

信用取引では自己資金以上の取引が可能ですが、レバレッジを高く設定しすぎると、少しの相場変動で大きな損失を被るリスクが高まります。自分のリスク許容度をあらかじめ把握しておき、余裕を持ってレバレッジを設定することが重要です。

損切りルールを設定する

事前に損失を許容できる範囲を決めておき、それを超えた場合は迅速に損切りを行うことが大切です。
これにより、損失を最小限に抑えることができます。

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