Youtubeやってるけど、再生数が増えない…全然LINE登録につながらない…
その悩み「台本」で解決できます。
そこで今回はYouTubeの台本の書き方について解説します。
台本が必要な理由
そもそも、なぜ台本が必要なのでしょうか?
その理由は簡単にいうと「目的を達成するため」です。
台本は最短ルートへ導く設計図
YouTube動画には必ず達成したい目的があります。
例えば、視聴時間を伸ばして再生数を増やすことや、視聴者にLINE登録を促すことなどです。
これらは全て、視聴者に何らかのアクションを取ってもらうことが最終目標です。
台本があることで、その目標に向けて効率的かつ計画的に視聴者を導くことができます。
目標に対する最短ルートを台本で構築し、無駄なく必要な情報やメッセージを伝えることができるのです。
一方、台本がない場合、話が散漫になり、視聴者が途中で離脱してしまう可能性が高くなります。
だからこそ、YouTubeを有効に活用し、目標を達成するためには、台本を作成することが必須なのです。
効果的な台本を作るためには
台本が大切と言っても、台本を書けばなんでもいいってわけではありません。
しっかりと視聴者を導く台本を書かなければ意味がありません。
そこで実際に「コッソリFIRE予備校」が採用している台本の書き方を伝授します。
①テーマの決め方
②台本の書き方
③効果的な台本を書くためのテクニック
①テーマの決め方
まず、台本を書き始める前に「企画・テーマ決め」をする必要があります。
この段階で失敗すると後の努力が全て水の泡になるので、絶対に適当に決めないでください。
企画・テーマ決めのステップは次のとおりです。
1:ターゲットと目的を明確にする
2:仮説を立てて題材を決定
3:リサーチ
4:タイトルを決定する
1:ターゲットと目的を明確にする
誰に向けて動画を作るのか、そして動画の目的(再生数を伸ばす、LINE登録を促すなど)をはっきりさせることが最初のステップです。
2:仮説を立てて題材を決定
ターゲットが求めている動画はどんな動画なのか?仮説を立てます。
ここだけの話、ペルソナの悩みを解決する情報を考えてみることがオススメですよ。
仮説が立てたら、それを元に動画の題材を決定しましょう。
例えば仮説で「ペルソナの悩みは資産形成の始め方がわからないこと」だから、
動画の題材は「資産形成」にしよう!というふう題材を決定します。
3:リサーチ
題材が決定したら、それについてのリサーチをします。
リサーチは時間をやればやるほどいいのですが、効率よくやりたい方のためにおすすめの方法を紹介しますね!
1:Google検索して上位の記事を読む
2:YouTubeで検索して人気の動画を見る
上記の2つは絶対に行うようにしてください!
これによって、需要のある情報を知ることができます。
4:タイトルを決定する
リサーチで得た情報を元に動画のタイトルを決定します。
例えば、「資産形成」という題材でリサーチをすると、「NISA」や「老後資金」に関する情報が出てきます。
なので動画は「新NISAで資産形成をして老後を豊かにする方法」というテーマにしよう。
という流れでタイトルを決定するのがオススメです。
タイトルは動画の軸にもなりますし、サムネイルにも大きな影響を与えます。
わかりやすく、インパクトのあるものにするように意識してみてください!
上級者向けですが、タイトルにネガティブ訴求を使うテクニックもあります。
あえて、視聴者の常識を裏切ることで魅力的なタイトル、台本になります。
例えば「新NISAで資産形成をしても老後豊かにならない理由」というテーマは、
かなり魅力的だと思いませんか?
やりすぎて視聴者の反感を買わないように注意してくださいね!
②台本の書き方
タイトルを決定したら、台本の執筆に入りましょう。
台本の構成は3つに分けられる
通常、YouTubeの台本の構成は「導入」「本題」「エンディング」の3つに分けられます。
それぞれのパートで役割が違います。
導入はベネフィットを簡潔に
導入の役割は視聴者を動画に引きつけ、興味を持ってもらうことです。
視聴者は最初の導入を見て動画を視聴するか離脱するかを決めるため、導入部分で興味を引くことが重要です。
コッソリFIRE予備校の導入は次のような構成になっています。
1:テーマ
2:悩みに共感する
3:動画を見るベネフィット
4:チャンネル登録への誘導
どんな人に見てもらいたい動画なのか?
この動画を見るとどのようないいことがあるのか?
をわかりやすく提示しましょう。
本題はPREP法の繰り返し
YouTubeの本題の役割は、視聴者に価値ある情報を提供し、視聴者にとっての動画の目的を達成することです。
視聴者に「見てよかった」と感じてもらうことで、チャンネルに対する信頼度を高めます。
情報を詰め込みすぎたり、文脈がごちゃごちゃだったりなどの分かりにくい構成は
視聴者にストレスを与えて離脱の原因になります。
基本は「PREP法の繰り返し」で構成します。
PREP法とは?
PREP法とは、結論・理由・具体例・結論の流れで伝える方法です。
台本においては、結論は主張にあたります。
- P=Point(主張)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(主張)
この流れに従うことで、視聴者に分かりやすく、納得感のある説明が可能になります。
PREP法を繰り返す方法とは?
YouTubeの台本のように長い文章では主張が何個もあります。
そのため、新しい主張を唱えるごとに、つまり話題が移るごとにPREP法を使います。
また、具体例と主張の間に考えられる反論に対する回答を入れると、より説得力のある文章になります。
PREP法を繰り返す上で、時折、理由を省略することもあるので覚えておきましょう。
実際の具体例で考えよう
PREP法を繰り返すと言っても、まだイメージがわかない方のために実際の例を紹介します。
P(主張):忙しい人にとって理想的な料理法は時短レシピです。
R(理由):これを知っていると、時間がない時も手軽に美味しい料理を作れます。
E(具体例):例えば、10分で作れる「簡単パスタ」は、仕事や家事に追われる人でも栄養をしっかり取れます
P(主張):さらに、時短料理は節約にも役立んですよ。
R(理由):手軽な材料で作れるものが多く、食材費を抑えられるのです。
E(具体例):特に卵やパスタなどの安い材料を使って、ボリュームたっぷりの料理を作ることが多いです
このようにのPREP法の最後の「P」は次のPREPの最初の「P」と同じものです。
また、この例文ではそれぞれが1行で完結していますが、実際の台本では主張や理由、具体例がもっと詳しく、長くなることが多いです。視聴者に十分な情報を提供するために、PREP法を柔軟に使いながら、主張をしっかりと伝えていくことが重要です。
エンディングは濃い視聴者にアプローチ
エンディングの役割は、視聴者が次に取るべき行動を明確にし、動画の目的を達成することです。
エンディングまで動画から離脱せずに動画を見てくれた視聴者はリテラシーが高い傾向にあります。
そのため、LINE登録やチャンネル登録などのアクションを起こしてくれる可能性は高いです・
基本的な構成は次の通りです。
1:動画のまとめ
2:LINE登録誘導
3:チャンネル登録誘導
4:その他宣伝があれば宣伝
5:挨拶
まとめで簡単に動画の振り返りをすることで視聴者の満足度をMAXにした後に、
起こしてほしいアクションを促します。
また、ただお願いするのではなく、そのアクションを起こす視聴者側のメリットを提示するようにしましょう!
台本に活用してほしいテクニック
それでは最後に台本をもっと効果的なものにするためのテクニックを紹介します。
たくさんあるので簡潔に解説していきます。
視聴者とのコミュニケーション
共感
視聴者の悩みや考えに共感を示すことで、親近感を持たせます。
問いかけ
動画内で視聴者に質問を投げかけることで、双方向のコミュニケーションを促します。
決めつけ
あえて「こうに違いない」と言い切ることで、視聴者は「本当にそうかな?」と感じます。
これにより、自分に向けて言われてると錯覚します。
代弁
視聴者が考えているであろうことを代弁することで、視聴者に「自分のことを理解してくれている」と思わせます。
限定訴求
主に視聴者にアクションを促す際に使うテクニックです。
・LINE登録をした方限定で〜
・3日間限定で〜
たった3秒で〜、ワンクリックで〜など、操作やアクションが簡単であることを伝えるとなお良い。
文章の強弱
強調したい文章に強調する言葉を付け加えます。
実は/ここだけの話/本当に本当に/驚かないでください/かなり重要なのですが/メモの準備はいいですか?
強調する文章は太字や赤字で強調すると撮影の際に役立つ!
演者の感情
演者の感情をダイレクトに伝えることで、視聴者の心に響く動画を作ることができます。
嬉しい、悲しいといったストレートな感情表現は、積極的に使うようにしましょう。
さらに、演者が抱いている熱い想いや情熱を言葉にして伝えると、視聴者との共感が一層深まります。
実際の経験を交えて話すことで、視聴者にリアルさと信頼感を感じてもらえるので、特に効果的です。
回遊施策
過去の動画で触れた話題が再登場した際に、その動画を紹介することで、視聴者に他の動画を視聴させることができます。これにより、視聴者がチャンネル内で複数の動画を回遊し、視聴時間の増加やチャンネル全体の成長につながります。
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