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本気の節約をするなら「セルフリペア」!直して使う発想とは?

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本気の節約をするなら「セルフリペア」!直して使う発想とは?

節約を行う時、できるだけ安く買い求める方法も大切ではあるのですが、新しく取り入れたい概念があります。

それは「セルフリペア」

文字通り、自分で壊れたものを修繕して使い続けるという考え方です。

現代には物がたくさんありますし、ネット通販ならタップひとつで購入できます。

そのため、物が壊れたらすぐに買い直すことができてしまいます。

しかし、これではお金をその都度使ってしまう考え方になるため、本気で節約をしたい方や、FIREを目指している方にとっては考え直すべき点になります。

セルフリペアの考えがあれば自分のできる範囲で物を直しまた使えるため、安く買う意外の節約方法が身に付きます。

衣食住のうち、専門知識がなくても簡単にセルフリペアできるのは「衣」です。

日常生活でもっとも頻度が高い服の悩みは、ズボンのゴムが緩くなってしまうことではないでしょうか。

生地はまだまだ使えるのに、ゴムが緩くなったためもう履けないと捨ててしまうのはもったいないです。

ここで、「ゴムさえ入れ替えたらまだ履ける」と考えるのがセルフリペアの考え方です。

では、どのようにゴムの入れ替えを行うのか以下で見てみましょう。

生地を縫うなどの工程が入ってくると手芸が得意な方でないと難しいと感じるところもあるでしょう。

しかし、ゴムを入れ替えるだけなら簡単ですので、人を選びません。

ゴム通しとゴムなら百均ショップでも売っているため、まずは手ごろなものを買いに行きましょう。

複雑な工程を含んだ動画でゴム通しの方法を解説しているところもありますが、要はゴムが本来の役割を果たせばよいだけなので、そのままゴムをズボンの中に通しましょう。

緩くなったゴムをわざわざ時間をかけて取る方法もありますが、外から見えないものなのでその必要はありません。

ゴムを入れる穴がなければ、はさみで少し穴を開けてみましょう。

ズボンを履いて程よい締まりになったら、軽くゴムを結び、ズボンのゴム穴に残りのゴムを隠せば完了です。

次は、「住」にまつわるセルフリペア方法をご紹介します。

本格的なDIYは、知識がないと失敗してしまい余計にお金がかかることがあります。

ですから、最初はやさしいレベルのDIYから始めましょう。

例えば、壁に画鋲などで穴がたくさん開いてしまっている場合、これらは身近にあるもので簡単に直せます。

釘を刺して空いた穴など、比較的大きな穴も修繕可能です。

以下で必要な道具と修繕方法を見ていきましょう。

壁に空いた穴を修繕するのに必要なのは、木工用ボンド、ティッシュ、つまようじの3つだけです。

どれも日用品なので、買いに行かなくても家にあるという方も多いでしょう。

まずは、壁の穴にティッシュを詰めます。次に、そのティッシュに木工用ボンドを少量付け、つまようじで馴染ませます。

仕上げに、壁の模様に合わせて調整し、目立たないようにします。これだけで修繕は完成です。

ねじなどで開けた大きな穴も、同様の方法で修繕できます。

ボンドが乾けばティッシュが固まり、近くで見ても意外とどこが穴だったかわからないほどになります。

壁に空いた穴専用の修繕道具もありますが、それらを買わなくても直せるとわかっていれば壁紙を貼り替える必要性もなく節約になります。

セルフリペアは、上記でご紹介したように素人でもできるものがたくさんあります。

パソコンやスマホなどの電子機器が壊れた場合のセルフリペアには専門知識が要りますし、大掛かりな住宅リフォームを自分で行うのにも無理があります。

しかし、できる範囲でのセルフリペアは思った以上にたくさんあり、やるかやらないかで節約できる金額に差が出てきます。

また、セルフリペアをする以前に、物に傷がつくことを予防しようという考えも取り入れると良いでしょう。

これらも簡単にできることがあるため、以下で方法を見てみましょう。

私たちが毎日使っていてかなり高級なものと言えばスマホではないでしょうか。

スマホが壊れたら、保障に入っていても高くつくため想定外の出費となってしまいます。

バッテリーなどの経年劣化なら仕方がありませんが、外からつく傷からスマホを守ることはできます。

これには皆さんご存じの、画面を守るシートが有効です。

シートを買うのにお金はかかりますが、画面が割れて修理に出すことを考えればお得です。

このように、その時の出費よりも長い目で見た時のコスパを意識することが上手な節約につながります。

他にも、高い家具の角にはカバーを付けておくなど、傷から守るための方法はたくさんあります。

身の回りを見まわして、何を守りたいか考えてみてください。

セルフリペアができる範囲で物が壊れたり傷ついた場合はまだ良いのですが、中には想定外の出費となることもあります。

いつもの生活に必要な額ならコントロール可能ですが、それ以外に出費があると困る方も多いのではないでしょうか。

特に、日頃から節約を意識している方にとっては、今までの節約が無に帰したような虚無感を味わうことになるでしょう。

日々の細やかな節約も大事ですが、こういった予期せぬ大きな出費をいかに抑えるかも大事です。

物を大事に扱うという基本を忘れず、日頃から意識できるようにしましょう。

セルフリペアの考え方を知っていると、いつもなら捨てよう、新しく買おうと思う流れを食い止められます。

特に知識や技術を必要としないセルフリペアはたくさんあるのですが、直そうという考えに至らなければ使うシチュエーションがありません。

これではもったいないので、長く快適に物を使える環境づくりをしていきましょう。

まずは意識改革が何よりも大事です。

物を捨てる前に、今一度まだ使えないか考える思考の癖をつけることが第一の目標です。

また、ネットにはいくつものセルフリペア方法が載っているため、事前にどういった方法があるか学んでおくこともおすすめです。

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