節約のために見直すべき5項目とは?
無理なく楽に生活費を節約したい。
誰もが一度はそんなことを思ったことがあるのではないでしょうか。
一般的には、生活費の中で特に大きな割合を占めているのが以下の5つです。
食費、住居、交通・通信、娯楽費、光熱・水道
生活費を抑えるためには、これらをとことん見直し、無駄を取り除いていく必要があります。
この記事では、それぞれの項目に着目し、楽に確実に節約する方法を解説していきます。
食費の効果的な節約方法
5項目の中で最も重くのしかかってくるのが食費です。
平均的には支出全体の2~3割ほどを占めていると言われています。
一度に節約しようとは考えず、段階的に無駄な出費を削っていく方法がおすすめです。
方法は以下の通り。
①デリバリー、コンビニなど割高な場所での食料購入を控える。
②外食、市販の飲み物の購入を控える。
③簡単なものからでもいいので自炊を始める。
④ディスカウントスーパーなどでまとめ買いし、食材を保存して活用する
⑤自家製調味料やソース、ドレッシングなどのレシピを習得して市販品の購入を控える。
順に進めていって、可能であれば⑤まで進めてみてください。
その頃には、驚くほど食費が浮いているはずです。
住居の効果的な節約方法【持ち家編】
2番目に大きな出費となるのが住居費です。
全体の2割程度になると言われています。
この項目は、住居が持ち家なのか、そうでないのかによって対処方法が異なります。
持ち家の場合の効果的な方法は①「住宅ローンの借り換え」と②「買い替え」の2つです。
①は他の金融機関と契約してローンを一括支払いし、新たなローンを設定する方法です。
金利負担額を減らしたり、返済総額が少なくなったりできるメリットがあります。
②は、住宅価格が購入時と変わっていない、または上がっている時におすすめです。
生活スタイルの変化や子供の成長によって、希望する家の形は変わってきます。
少しでも買い替えてもいいという考えがあるのであれば、検討してみて損はないはずです。
住居の効果的な節約方法【賃貸編】
今の家賃が高すぎると感じる場合は、思い切って引っ越しを考えてみましょう。
引っ越し後の家賃を抑える上で大切なのは①「断捨離」と②「情報収集」の2つです。
よほどのミニマリストでもなければ、家の中にかなりの不要なものがあるはずです。
不要なものはどんどんフリマやオークションで売ってしまいましょう。
その上で物件を探せば、無駄に広い部屋を選ぶ必要がなく家賃を節約できます。
さらに、とことん物件を調べて安くていい家を探し、どんどん内見に行ってください。
節約を成功させるためにも、良物件が見つかるまで、あきらめずに部屋探しを行いましょう。
交通・通信の効果的な節約方法
交通・通信にかかる費用は、生活費全体のうちで1割前後です。
交通費も通信費も効果的な節約方法は同じ。
「契約会社やタイプの見直し」と「クレジットカード払いの活用」の2つです。
まずは、今利用している交通手段が最も安価なものなのかどうかを見直してみましょう。
より安い手段があるのであれば変更してみてください。
一部を自転車や徒歩で補うのもおすすめです。
どうしても今の交通費を変えられないのなら、クレジット払いを活用しましょう。
ポイントがたまりやすいカードを使うとポイントや商品に還元できるのでお得です。
食料や光熱費なども合わせてカード払いにすれば、かなりの還元率になります。
通信費も節約方法は同じです。
娯楽費の効果的な節約方法
遊びや趣味に使う費用である娯楽費も注視すべき項目です。
平均的には娯楽費と使われている額は手取りの1割程度。
これ以上かかっているのであれば、使い過ぎと言わざるを得ません。
節約を意識しているのであれば、半分の1万円までに抑えることを推奨します。
方法としては以下のようなものがあります。
①遊びや趣味の頻度を少なくする。
②中古品を使ったり、安い施設を使ったりと費用を抑える
③思い切ってお金のかからない遊び・趣味に変える。
例えば、車好きであれば、買うのではなくカーシェアリングがおすすめです。
食道楽なら、自分で料理の腕を磨く。
このように方向性を変えれば、好きなことを続けたまま節約することができます。
光熱・水道の効果的な節約方法【電気編】
最後に全体の中で0.6割ほどを占めると言われている光熱費・水道費です。
電気、ガス、水道の抑え方について詳しく解説していきます。
電気代の節約で効果的なのは次の3つです。
「電力会社の見直し」 「時間割の利用」 「省エネ家電の活用」
電力自由化の影響で現在は、電力会社を自由に選べるようになっています。
より安い電力会社が利用できる環境であれば、契約変更を考えましょう。
電力会社によっては、割安で利用できる時間帯があるので合わせて活用すると効果的です。
古い家電を使っているのであれば、省エネ家電に変えるという方法もあります。
中古で購入したり、下取り制度を利用したりすると購入代金も抑えられます。
光熱・水道の効果的な節約方法【ガス・水道代編】
ガス代の効果的な節約方法
ガス代の節約で効果的なのは「ガス会社の見直し」と「ガスを使う量・時間の節約」です。
より安いところを見つけて、契約の変更を考えましょう。
お湯を多く使わないようにしたり、レンジを活用してガス利用を制限する。
このようにこまめに気を付ければ簡単にガス代を節約することができます。
水道代の効果的な節約方法
水道代の節約で効果的なのは「こまめに節約すること」1つだけです。
洗濯機はまとめ洗いや節水モード、時短モードを活用。
お風呂はお湯を入れ過ぎず、シャワーを長く使い過ぎない。
炊事は、食器をため水に漬ける、キッチンペーパーでふくなどした上で洗いましょう
まとめ
今回は「節約のために見直すべき5項目」について解説しました。
一度に5項目すべてを実行する必要はありません。
最初は特に節約したい項目から始めてください。
余裕が出てきたら、項目を増やしていってどんどん節約を達成していきましょう。
節約には、つらい、楽しくないというイメージがありますが、必ずしもそうではありません。
ゲームのミッションをクリアしていく気分で楽しみながら節約できる。
それを実現できるのが生活費節約マニュアル完全版なのです。
節約を通して、皆様に明るい未来が待っていることを心よりお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。